2年生 2学期もがんばりました

 2学期も元気いっぱい過ごすことができました。ありがとうございました。それぞれの学級で取り組んだ実践について紹介します。

2年1学級

「本物の動物になって動物のくらしを表現してみたいな」と,お気に入りの動物になりきって動物のくらしを表現しました。動物のくらしを表現していくなかで,動物にも感情があるのではないかと考え,動物の感情を表情で表そうとしました。しかし,表情で表せない動物もいることに気づき,自分の表現した動物ではどうしたらよいかといろいろな動きを試していきました。そして,動きを大げさにしたり動きの速さを変えたりすると,動物の楽しい気持ちや怒っている気持ちを表現できることに気づきました。あおいホールにできた森や草原,川で,本物の動物になりきって活動したみなさんは,とても輝いていました。

 

2年2学級

 「全校のみんなに楽しんでもらえるメロディ-通りをつくりたいな」という目標に向かって,仲間と協力して活動してきました。手作り楽器名人のkajiiさんにおすすめしてもらったペットフォンという楽器を給食通りに取りつけ,ペットフォンを叩きながら歩くと曲になるようにしました。音の調整が難しく,曲に聞こえるようになるまでとても苦労しました。曲作りだけでなく,飾りを作ったり,全校にお知らせに行ったりしました。仲間と協力して諦めずに活動してきた甲斐があり,演奏してくれた人が楽しめるメロディ-通りを完成させることができました。楽しんでもらう様子を見て,「みんなでがんばってきてよかった」と感じることができました。

 

2年3学級

「全校のみんなが使いやすいように」「これからの学年が困らないように」という思いで, 手洗い場の自動水栓から出る水の量をちょうどよくすることを考えてきました。コップ,ボウル,ビーカー,計量カップ,いろいろなものを使うのですが,みんなのちょうどよいがばらばらだったり,コップの種類が違って仲間に伝わらなかったりしました。そのなかで,mLを使って水の量を表すよさに気づいていきました。2の3みんなで決めた120mLから150mLの間でそろえられた手洗い場の使い心地は最高です。

SNSの正しい使い方を教えてもらったよ

 12月17日(火)に情報モラル教室を実施しました。愛知県岡崎警察の方に「人を傷つけない」「自分の情報を教えない」など、SNSの正しい使い方について教えていただきました。子どもたちは、自分事としてしっかりと聞いていました。ご家庭でも、スマホやSNSの使い方について話題にし、子どもたちの意識を高めていただけたらと思います。なお、警察署の方から子どもを守るアプリの案内がありました。QRコードにチラシが添付してあります。必要に応じてご活用ください。

3年生 各学級の実践を紹介します!

3年1学級 

 掃除会社の方から掃除方法を学んだり,富山市立堀川小学校の取り組みを知ったりした子どもたちは,「みんなで附属小学校をきれいにしたい」という思いや願いをもって掃除に取り組みました。自分たちで掃除のやり方を考えて取り組む中で,一部に人が集まって掃除が行き届かないことや,学校全体を掃除しようとすると人手が足りないことなど,様々な問題が生じました。それらの問題を解決しようと,子どもたちは繰り返し話し合い,仲間の考えに耳を傾けながら,活動の方向性を決めて取り組み続けてきました。今後も思いや願いの実現に向けて,仲間とともに本気で掃除をしていこうとしています。

 

3年2学級

 絵本『希望の牧場』に出会った子どもたちは,「牛飼いの行動にはどんな意味があるのか、はっきりさせたいな」という問いをもち,ことばにこだわりながら,ひとり調べやかかわり合いを進めてきました。「オレ、牛飼いだから」「ほっとする」「あたりまえ」「勝ちとってる」など、たくさんのことばに着目して、ことばを比較・換言しながら問題解決に向かって読みを深めました。牛飼いは,失われてしまった「あたりまえ」の生活を,牛飼いとしての仕事をとおして,大切に守り続けていると結論づけました。牛飼いの行動の意味に迫った子どもたちは,振り返り作文で,「ことばを大切にして考えることをこれからも続けていきたい」「牛飼いのようにあたりまえを大切にして過ごしたい」など,実践を終えた感想を綴っていました。

3年3学級

   海外でも「Onigiri」の人気が高いことを知った子どもたちは,1学期に交流した留学生に「自分のお気に入りのおにぎりの魅力をわかりやすく伝えたい」という思いをもって英語表現や伝え方を考えてきました。1回目の交流会では,「What is tarako?」「What is tunamayo?」などの質問を多く受け,思っている以上に魅力が伝わらないという経験をしました。どうしたら留学生に魅力が伝わるのかを話し合い,自分と外国の人の食文化の当たり前が違うことに気づき,自分の英語表現や伝え方を考えていきました。2回目の交流会では,留学生から「食べてみたい!」「1回目よりも説明が詳しくなっていて成長したね!おにぎりを食べたいと思ったよ」と感想をもらうことができました。