3年生 各学級の実践を紹介します!

3年1学級 

 掃除会社の方から掃除方法を学んだり,富山市立堀川小学校の取り組みを知ったりした子どもたちは,「みんなで附属小学校をきれいにしたい」という思いや願いをもって掃除に取り組みました。自分たちで掃除のやり方を考えて取り組む中で,一部に人が集まって掃除が行き届かないことや,学校全体を掃除しようとすると人手が足りないことなど,様々な問題が生じました。それらの問題を解決しようと,子どもたちは繰り返し話し合い,仲間の考えに耳を傾けながら,活動の方向性を決めて取り組み続けてきました。今後も思いや願いの実現に向けて,仲間とともに本気で掃除をしていこうとしています。

 

3年2学級

 絵本『希望の牧場』に出会った子どもたちは,「牛飼いの行動にはどんな意味があるのか、はっきりさせたいな」という問いをもち,ことばにこだわりながら,ひとり調べやかかわり合いを進めてきました。「オレ、牛飼いだから」「ほっとする」「あたりまえ」「勝ちとってる」など、たくさんのことばに着目して、ことばを比較・換言しながら問題解決に向かって読みを深めました。牛飼いは,失われてしまった「あたりまえ」の生活を,牛飼いとしての仕事をとおして,大切に守り続けていると結論づけました。牛飼いの行動の意味に迫った子どもたちは,振り返り作文で,「ことばを大切にして考えることをこれからも続けていきたい」「牛飼いのようにあたりまえを大切にして過ごしたい」など,実践を終えた感想を綴っていました。

3年3学級

   海外でも「Onigiri」の人気が高いことを知った子どもたちは,1学期に交流した留学生に「自分のお気に入りのおにぎりの魅力をわかりやすく伝えたい」という思いをもって英語表現や伝え方を考えてきました。1回目の交流会では,「What is tarako?」「What is tunamayo?」などの質問を多く受け,思っている以上に魅力が伝わらないという経験をしました。どうしたら留学生に魅力が伝わるのかを話し合い,自分と外国の人の食文化の当たり前が違うことに気づき,自分の英語表現や伝え方を考えていきました。2回目の交流会では,留学生から「食べてみたい!」「1回目よりも説明が詳しくなっていて成長したね!おにぎりを食べたいと思ったよ」と感想をもらうことができました。