1年3学級 国語科「おばあちゃんは、どうして気づいていたのに、とらになにも言わなかったのかな」絵本の作者さんが来てくれたよ!

 絵本「とらのセーター」(作:田中映理)に出会い、「おばあちゃんは、どうして気づいていたのに、とらになにも言わなかったのかな」という問いをもった子どもたちは、絵本を読み返し、ひとり調べを進めてきました。

 かかわり合いの授業では、「とらにひどい人だと思われたくなかったから」「やさしいとらともっと一緒にいたかったから」といった、おばあちゃん自身の気持ちを優先しているといった考えや、「とらが自分のためにねこのふりをしてくれていたから、とらを悲しませないためだ」「もし本当のことを言ってしまうと、とらを傷つけてしまうからだ」といった、とらの気持ちを考えての行動であるといった考えが挙げられました。そして、「何も言わなかったのは、おばあちゃんのやさしさなんだよ」という子どもの発言をきっかけに、話題が「おばあちゃんのやさしさ」に焦点化されていきました。子どもたちは、考えを伝え合うなかで、「おばあちゃんのやさしさについて、もっと考えていきたい」と新たな視点をもちました。

 

 今回のかかわり合いを、絵本「とらのセーター」の作者である田中映理氏が参観してくださいました。授業後に、作者が自分たちのかかわり合いを参観してくれていたと知った子どもたちは、「え!すごい!」と驚き、自分の考えを本人に伝える姿が見られました。そして、「とらのセーターをたくさん読んでくれてうれしいです。一生懸命に考えを言うみんなの姿がかっこいいです」という作者のかたの話を聞いた子どもたちは、「これからもっと考えていきたい!」「おばあちゃんのやさしさを次は考えるぞ!」と目を輝かせていました。とても貴重な経験になりました。