6年2学級 算数 「時間と水の量をはっきりさせて、1年生がわかる水時計にするために考えたことを話したよ」

「時間と水の量の規則をはっきりさせて、1年生がわかる水時計が作りたい」と問いをもった子どもたちは、実験の条件をそろえて、4段の水時計を作り、実験を重ねてきました。そのなかで、子どもたちは、時間と水の高さの関係について規則があるのかどうかを探していきました。かかわり合いの授業で「時間が倍なのに、水の量が倍にならなくなるよ」「20分までは、規則があったよ」といった考えを語りました。そして、比例関係が続く間は正確に時間が計れることから、どこまでを比例と考えればよいか調べればよさそうだと新たな視点をもちました。子どもたちは、再び追究に向かっていきます。

3年3学級 図工 「みんなの生き生き生活する生きものを見て、思ったこと・考えたことを話したよ」

「動きを考えて生き生き生活する生きものたちをつくりたいな」と問いをもった子どもたちは、自分が表現したい生きものの動きを表すための追求をしてきました。かかわり合いでは、「土を掘っているように体を曲げたよ」「持ち上げるように、頭の上から角をつけて浮かせたよ」と、自分の追求してきたことを語りました。仲間の追求をもとに、自分の作品を見直し、「足の向きを変えよう」「木の棒で固定して羽に角度をつけよう」とそれぞれが新たな視点をもって、再びひとり調べに向かっていきます。

6年3学級 英語 「もっと安心できる動画にするためには何をしたらよいか、考えたことを話したよ」

「英語表現・内容・伝え方を工夫して、バリスの子が安心できる動画をつくりたいな」という問いをもった子どもたちは、自分たちが伝えたいと思っている日本の生活習慣がバリスの子に伝わるように、ひとり調べを進めてきました。ひとり調べのなかで、子どもたちは“Put your hands together in front of your body.”といった動作の仕方の英語表現や、“for example~.”と、具体例をあげる英語表現などを考えました。かかわり合いの授業では「アメリカの人に寄り添うために習慣を調べて伝えたいな」「日本との違いを伝えた方がいいよ」といった考えを語りました。そして、相手の国のことを知ったうえで比較して伝えると安心してもらえそうだと気づきました。子どもたちは、再び追究に向かっていきます。