4年1学級 国語 「庶民は噂を『たしかめ』ていたのかについて考えたことを話し合ったよ」
子どもたちは、庶民は噂を「たしかめ」ていたのかについて考えることで、庶民が悪者であるのかがはっきりしそうだと考えました。そして、庶民や雲、野ネズミなどの登場人物の行動や会話をもう一度読み直していきました。かかわり合いの授業で子どもたちは、「庶民の会話で『聞いた』ということばが多く出てくるから庶民はたしかめている」「野ネズミが『自分の目で』と言っているから、目で見ていないと庶民がたしかめたことにはならない」などと、ひとり調べをしてきて考えたことを語りました。そして、それぞれの「たしかめる」ということばに対する考え方のちがいに気づき、庶民は人からことばで聞くことによってたしかめるだけでなく、自分の目で見てたしかめることが大切であったと気づきました。