6年生 2学期の実践もがんばりました

 6年1学級は、ピロッケーというホッケーに似た4対4のゴール型のボール運動に挑戦してきました。ピロポロというアメリカ発祥のスポーツをヒントに、専用のスティックを操作して、フットホッケーで使われるパックをV字のゴールにシュートする運動です。最初は8人が密集するゲームが続き、パックを操作することに苦闘しましたが、何度もゲームを重ねてきた結果、ドリブルをしてパックを運んだり、仲間にパスをしたりすることができるようになりました。最終的には、フォーメーションを考えたり、対戦相手によって守りかたを変えたりして、自チームの作戦を遂行するゲームにまで発展しました。実践が終わってからも、「他の仲間とチームを組んでゲームをしてみたい」と、ピロッケーに対して意欲的な様子が見られました。

 

 

 

 

 6年2学級は、附属小のキウイのよさを伝えるための料理づくりに取り組みました。附属小のキウイが活用されていない現状に気づいた子どもたちは、キウイについて調べるなかで、キウイを使った料理を考え始めました。附属小キウイを実際に食べてもらうためには、加熱したり、衛生面に注意したりすることが必要で、さらに食物アレルギーや好みの問題など、考えるべき視点がたくさんあることがわかってきました。それぞれが考えた料理から6つを選び、グループで調理の仕方を再検討しました。その後、先生やペア、6年生を対象に試食会を開きました。試食会の様子から、子どもたちは、附属小キウイのよさが伝わったとわかったり、誰かのために作ることによさを感じたりしていました。

   

 6年3学級は4~6年生を対象とした防災ワークショップの運営に向けて準備を進めてきました。当日のワークショップでは、地震に対する危機感を高め、災害時に自分で考えて行動できるふぞくっ子を増やすために、実際に避難グッズを選んで防災バッグに入れる体験や岡崎市の被害想定である震度6弱の揺れの体験、避難所生活の疑似体験など9つのグループに分かれて運営をしました。参加者からは「いつか被災者になると言われて、自分の命にかかわることだと気づいた」「誰かがやってくれるから大丈夫と思っていたけれど、今回学んだことを自分でも活用してみせます」などの感想が聞かれました。参加者の姿や体験後の感想から、6年3学級の子どもたちは自分たちの活動に達成感を感じていました。